自己紹介

はてなブログをはじめました。

nagakeiと申します。

本を読むことが好きで、哲学・歴史・経済等、社会科学系の学術書、一般教養書などを、学生時代から、社会人になった現在までよく読んでいます。

最近は、認知科学などの成果をベースに議論をする哲学者(ジョセフ・ヒース、アンディ・クラーク、ダニエル・デネット)の著作などに凝っています。

人間の意思決定のしくみや、環境・技術によって規定される行動のインセンティブのありようなどについて興味があって、上記に加えて、経済学初級の教科書とか、行動経済学、意思決定論などを本を読んでちまちまと勉強しています。これらの分野にはど素人ですので、なにか教えていただける方がいたら幸い。

以上の趣味の軸に加えて、私は仕事で子供に国語(現代文)や英文読解などを教えており、別の興味の軸があります。

それは文章を「読む」という行為に関して、です。

人間が文章を読んでいるときに、認知的にどのような情報処理が行われているのか?

「文章が読めるようになる」「知識を習得する」というのは、いったいどういう現象なのか?文章を〈読み〉、物事を〈習得〉するための技術論、方法論などについて、つらつらと考えていければ、と考えています。

 

私は「知識」や「教養」というのは、衒学的で専門家のみに閉じた、なにか特別で高尚なものなのではなく、杖とか、メガネとか補助具などに近い、人が生きるうえで有用で「道具」に近いものだと思っています。

だからこそ、知識というのは、社会にとって必要なものであるはずなのです。

そんなことが文章を書くことで考えられたらなと、思っています。